オアフの西、いわゆる「ウエスト」と呼ばれる場所に位置する
サーフタウン「マカハ」は、「ノース」とはまたひと味違う意味で、
サーフィンの聖地と認識されています。
サーフィン初心者や、ローカルに知り合いがいない場合は
出来ればあまり近寄らない方がよいと思われるサーフポイントでしょう。
今回はマカハで最も有名な日本人T.Jさんのおかげで
安全で楽しいサーフィンを楽しむことができました。
そんなT.Jさんに誘われて、マカハのボス、バッファロー・ケアラウナが
1977年からスタートさせた歴史ある大会、
バッファロー・ビッグボード・サーフィン・クラシックへ
遊びに行ってきました。
この日は、ほとんどの種目の決勝が終わり、
波もなく、朝からのんびりムード。
そんな中、ダンくんも板を借りてファンサーフを楽しみました。
その後始まった、「サップスクワット」という巨大な
スタンダップパドルボード?!のレース。
バッファローの息子、ブライアンがレースの説明をしています。
ハワイのライフガードでブライアンの名前を知らないものはいない、というほど
カリスマ的存在。そんな彼を憧れのまなざしで見つめる真剣なこどもたち。
海に浮いているブイにタッチして、1番早く戻って来たチームの勝ちです。
日本チームも大健闘!
今、ハワイのあちこちで流行っているスタンダップパドルの火付け役は、
ここマカハのブライアンと言われていますが、
このサップスクワットもそのうち流行るのかな〜。
でも、これ、見た目よりかなりハードな遊びです。
サーフィンしてる隣で、サップスクワットが転覆したらかなり恐怖。
そばでサーフィンしてたこどもが、
「おまえ、おれを殺す気かー!」って叫んでたらしい(笑)。
でもその思いとは裏腹に、転覆して海に飛び込むのが楽しい!という遊びらしい・・・
大会といっても、競うことを追求するわけでなく
家族みんなで楽しむことを目的としているので、
ほのぼのとしたお祭りムード。
しかし、ここのローカルキッズはみんなサーフィンが上手!
当たり前のように海があり、海と共に成長している姿は
とてもたくましく、微笑ましい。
中には、まだちっちゃい3歳くらい?の男の子が
お父さんと一緒にジェットスキーに乗せられて
相当ハードコアな運転に耐えて、ビーチに戻って来た時には
しばし動けなくなり呆然とした後、泣いていたけど、
それもウォーターマンになるための訓練のひとつなのかな。
あれだけ鍛えられていれば、将来有望ですね。
そんなマカハの海文化を直接肌で感じることが出来た、
貴重な1日でした。
T.Jさん、ありがとうございました!